「鳥獣戯画」

みんなどこかで見た事がある位

超~

有名な国宝!

「鳥獣戯画」

 

「鳥獣戯画」は、擬人化した動物たちや人びとの営みを、

墨一色で躍動的に描いた作品です。

 

 

「鳥獣戯画」が伝わる京都の高山寺は、

鎌倉時代の僧、明恵上人によって再興されました。

 

 

高山寺(こうさんじ)って何処にあるの?

京都市の北西部、栂尾(とがのお)にあります。

紅葉で有名な、高雄・神護寺の側です。

 

日本でもっとも有名な絵巻、国宝「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁の4巻があり、

それぞれに動物や人間たちの個性豊かな姿が描かれています。

未だに謎が多く、作者不明で誰が描いたか解っていません。

 

 

↑ 今回、墨流しの着物の裏 八掛に描いたのは、甲巻 (平安時代・12世紀)の中の一部分です↑

 

 

 

余談になりますが、

特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

東京国立博物館で開催中です。

これまで、過去の展覧会では、会期中に巻き替えが実施されていましたが、

今回は展覧会史上初めて、通期で4巻全場面を展示されるようです。

合計44mを超す超す国宝4巻の全画面を一度に見る事は、普段は出来ない体験。

できる事なら、見に行きたい!

と思いながら、このブログの記事を書いています。

 

 

続きまして

 

胡粉・色修正加工の実例・其の5

 

新たに依頼のあった、古着の振袖。

全体に「カビ」が広がっており、

全部を落としきるのは時間も費用も掛かる為、

樹脂胡粉による、上描き加工「カビ」の部分を修正しました。


Before


After


Before


After

 

着物の状態、お客様の希望に合わせ、

最善のお直しをお薦めしています。

2 COMMENTS

Dad's bread n' coffee

鳥獣戯画甲巻は莵と猿でしたか?
墨流しの中でいきいきと描かれていますね🤩 リアルです‼️
それと、上描き加工🤗 いつ見ても目を疑いたくなるある種「作品」ですね😧😯

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