墨流し加工に上描きすると・・・・

墨流し加工に上描きすると・・・・

 

今回も前回に続き、

墨流しの染めが施された反物(生地)の上に、

様々なモチーフ(絵柄)を上描きした、

事例のご紹介です。

前回の「白龍」の着用された着物をご紹介しました。

実は・・・

コーディネートしている帯も、

墨流しの下地に「月」のモチーフ(絵柄)を上描きした、

同じ技法で作られています。

 

 

最初が帯の腹になる部分で、

次が太鼓になる部分です。

 

かなり大胆で、個性的な着物に仕上がっているので、

コーディネートに悩みますよね。

一見、以外な組み合わせのように思えますが、

同じ技法で、作られた物同士なので、違和感が無い?のでしょうか。

これは、個人の主観なので、

『「白龍」着物に「月」の帯は合わないよ!』

と突っ込みが入るかもしれませんが、

さらりと流してください (笑)

 

こちらもまた、一風変わった帯となります。

最初の画像は、上部分が帯の腹となり、下が太鼓となります。

次が制作途中の画像です。

色を重ねると、最初のような完成となります。

「クラゲ」の帯?って・・・

かなり個性的ですよね!

 

出来上がった反物が、着物や帯に仕立てられるのは、

勿論ですが、

額に入れると、鑑賞用の作品として、また違った趣となります。

 

Before

After

額に入れるとこんな感じになります。

立派な作品に変わります。

 

 

同じ墨流しの下地もまた、

違うモチーフ(絵柄)が上に乗ると、

この通り!!

可愛らしい「金魚たち」

全く雰囲気が変わります。

 

墨流し加工された、反物(生地)が、上描きするモチーフ(絵柄)により

変わる実例をご紹介しました。

 

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